シニア向けゲームを専門学校の学生が初企画

団塊世代の大量退職が始まる2007年を迎え、ゲーム好きの若者もシニアに注目し始めている。

アニメやゲーム、デザインなどのクリエイターを養成する「東京コミュニケーションアート専門学校」(江戸川区、以下TCA)は、ニンテンドーDS対応のシニア向けゲーム「みんなの盆栽」を企画した。

15日から3日間、幕張メッセで開催する「we are TCA 2007」(同校主催)で企業側にPRし、商品化につなげたい考えだ。

「ゲームを使ってシニアを応援したい」と考えた学生らが、ゲームメーカーのエム・ティー・オーと共同で開発した。同校はシニアが楽しくゲームに参加することで、脳の活性化や生きがい発見につながると期待している。

「みんなの盆栽」は画面をタッチするだけで、盆栽を育てることができる育成シミュレーションゲーム。与える水や栄養分の量で盆栽の形が変わったり、コンクールに出品することができたりと、盆栽好きのシニアでも十分に楽しめる内容となっている。

MYCOMジャーナル - 2007年2月5日