シミュレーションゲーム「モンスタートレイルオンライン」を正式発表

シミュレーションゲームのエンタドライブは、自社開発での第1弾となるカジュアルオンラインゲーム「モンスタートレイルオンライン」を正式に発表した。基本プレイは無料で、アイテム課金を予定しており、2008年上半期に正式にサービスの開始を予定としている。今回の発表にあわせて、第1次テクニカルテストについての情報を公開し、テスターの募集を開始しました。テスターの人数は3,000名ですので、がんがん応募しちゃおー。

「レースアイテム」レースは基本的にオートで展開するため、能力的に劣るモンスターの保有者は、アイテムで牽制する必要があるようだ。エンタドライブは、ビクターエンタテインメントを皮切りにElectronic Artsビクター、アイドスジャパン、カプコンと営業部門を担当してきた久永智之氏が仲間たちと設立した新鋭のオンラインゲームメーカーだ。いまだ日本では数が限られているが良質の国産のオンラインゲームの開発することを主眼として、海外に配信することを目的とし、その第1弾が「モンスタートレイルオンライン」なのだ。

「モンスタートレイルオンライン」は、日本で独自の発展を見せた競走馬育成シミュレーションゲームで、競馬ゲームをモチーフに、オンラインゲームらしいアバター性と、競走馬の代わりとしてレース用モンスターの概念を取り入れ、競馬ゲームの楽しさをオンライン上で楽しめるカジュアルなゲームなので。

血統の優れたモンスターのタマゴを手にいれて育成し、モンスターをレースに参加させる。引退したモンスターは、“種牡馬”としてブリーダーファームで、第二の人生を送ることができる。他のユーザーのモンスターと交配を繰り返し、優秀な“競争モンスター”を育てていく。これが「モンスタートレイルオンライン」の基本的なサイクルなのだ。

レースは基本的に自動的に進行し、レース中に任意のタイミングで使用できるアイテムを駆使してレースを有利に展開させていく。レースの合間に、モンスターの育成を行なっていき、アイテムを使うことで伸び方や上限などに変化が生まれていくという。

ゲームのカギを握る交配アルゴリズムや成長アルゴリズムは、競走馬育成シミュレーションゲームの元祖的な存在として知られる「優駿」や「クラシックロード」の開発元として知られるプログレスが担当している。

ゲームの主役となるモンスターのデザインは「ビックリマンチョコ2000」のキャラクターデザインで知られるエサカマサミ氏を起用し、他のキャラクターデザインもチームエサカ所属のLABO氏を起用している。国内よりむしろ海外にアピールできそうな日本産らしいキャラクターデザインとなっている。

今後のサービススケジュールは、第1次テクニカルテストを12月13日から16日の日程で実施し、年明け1月後半に第2次テクニカルテストを行い、2月にクローズドβテスト、3月にオープンβテストを予定している。正式サービスは2008年上半期を予定している。

テクニカルテストはレース部分と育成部分の一部がプレイできる予定になっている。テクニカルテスト参加者はその後のテストにも優先的に参加できるほか、テスト参加者には別途特典が付与されるということだ。競馬ゲームファンなら応募してみたくなるね~。