EA、テーマパーク経営SLGがDSに登場


 エレクトロニック・アーツ株式会社は、ニンテンドーDS用経営シミュレーション「テーマパーク」を開発していることを明らかにした。開発はEAジャパンスタジオで、2007年春に全世界で発売予定。

 「テーマパーク」は、経営者としてテーマパークのアトラクションやショップなどの管理・運営を行ない、理想のテーマパークを作り上げる経営シミュレーションゲーム。インターフェイスはタッチペンを使い、直感的な操作でプレイできる。また、すれちがい通信にも対応し、お互いのプロフィールやメッセージを交換でき、時には自分の分身のキャラクタが友達のテーマパークに遊びに行くこともある。さらに、すれちがい通信を重ねることで、特別なアイテムが出現することもあるという。

 「テーマパーク」はEAがDOSの時代にリリースしたタイトルで、ピーター・モリニュー氏の作品として知られている。自由度が高く可愛らしく楽しい雰囲気ながらも経営シミュレーションとしてもシビアな側面ももち、掃除をサボるとパーク中がゴミだらけになってしまうなど、彼独特のユーモアもちりばめられていた。

 開発を担当しているEAジャパンスタジオのジェネラルマネージャー兼テーマパークエグゼクティブプロデューサーのStan Chow (スタン・チャウ)氏は「EAのフランチャイズの中で最も人気のあるシリーズの1つである『テーマパーク』をDS用に新しく開発できることは、とてもエキサイティングなことです。また、DSのユニークなコントロール機能を生かして、私たちは全ての年齢・性別の人たちにもわかりやすく、簡単にオリジナルのパークを作る経験をしてもらいたいと思います」とコメントしている。

 また、アジアパシフィック代表のJohn Niermann (ジョン・ニアマン)氏は、「我々はニンテンドーDSで世界的に実績が証明されている『テーマパーク』シリーズと、EAジャパンスタジオの技術力を組み合わせることによって世界中の消費者に新しいゲームの魅力をアピールします。『テーマパーク』は日本から海外に向けて発表する最初のタイトルとなります。また、我々はこのゲームが世界中のゲームファンを喜ばせることを確信しています」とリリースの中で述べている。


GAME Watch - 2006年12月5日